ザトウクジラについての基礎知識

ザトウクジラ基礎知識

沖永良部島で出会うザトウクジラは、毎年冬、温暖な海で繁殖・子育てをするためにやってくるといわれています。ハワイや沖縄・慶良間諸島付近で出産・子育てをしているといわれており、夏はアラスカ海域のオキアミやイワシなどを採食します。その生態はまだまだ解明されていないことが多い哺乳類で、沖永良部島で見られるクジラが、アラスカに行く途中に通りかかるのか、近海で子育てをしているのかはよくわかっていませんでしたが、2012年NHKの取材で新たに沖永良部島周辺海域がザトウクジラ繁殖域になっていることが判明しています。

ザトウクジラ Humpback Whales

基本情報

名前 ザトウクジラ
科目 鯨目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ属ナガスクジラ科
和名 座頭鯨 
和名の「座頭鯨」は、盲人が琵琶を背負った姿に似ていることに由来しているというが諸説ある。
英名 Humpback Whale
「hump」はこぶの意味。これは上アゴと下アゴにあるこぶのことではなく、水中に潜る時に背を丸める様からきている。
学名 Megaptera novaeangliae
「Megaptera」はラテン語で「大きい翼」の意味。
体長(平均) 雄12.9メートル、雌13.7メートル、子ども4.2メートル
体重(平均) 雄雌20~30トン、子ども1~2.5トン
寿命(平均) 65年(最高は77年)
泳ぐ速さ 通常の回遊時 5~15km/時

いろいろなザトウクジラの行動

ザトウクジラはクジラの種類のなかで好奇心が強く、情感豊かとされ海中では歌をうたったり、ド迫力のジャンプをしたりと見るものを楽しませてくれます。クジラスイムやホエールウォッチング中に見られるザトウクジラの様々な行動をご紹介します。

ザトウクジラ フルークアップ
フルークアップFluke Up
水中に潜るときに尾びれを高く上げること。この時に尾びれの模様が各個体で違うので、個体識別をするのに用いられる。
ザトウクジラ ブロー(潮吹き)
ブロー(潮吹き)Blow
息継ぎの時に潮吹きをする。大人のクジラは約15分から20分毎に潮吹きをします。
ザトウクジラ ブリーチ
ブリーチングBreaching
巨体を水面から投げ出すようにジャンプをすることで、体についた寄生虫などを落とすといわれているが定かではない。時には巨体全体が宙に舞うことも。
ザトウクジラ スパイホップ
スパイホップSpy hopping
目の位置まで頭部を突き出し、他所を伺うようにすることがあります。このことからザトウクジラは海上でもある程度視力があるとされています。

毎年1月下旬~3月中旬はザトウクジラがご来島!クジラスイムを開催!

毎年1月下旬~3月中旬はザトウクジラがご来島!当店では感動と大興奮のクジラスイム(ホエールスイム)ができます。水中でザトウクジラに出会う感動体験です。
【開催期間】毎年1月下旬~3月中旬

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